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意外に知られていない大相撲の番付と付き人になる人

平成になってからもたくさんの横綱が誕生しました。

とりわけ強かった横綱、貴乃花関・朝青龍関・白鵬関は「平成の大横綱」とも呼ばれています。もちろん、評価する人によって大横綱を選出する関取は変わりますので、とりわけ有名な横綱と捉えてもらってもよいでしょう。
ちなみに横綱は大相撲の番付の中で最上位に位置付けられていますが、大相撲の全ての番付はご存知でしょうか!?

横綱に続くのは、大関・関脇・小結と続きます。この大関・関脇・小結はまとめて三役とも呼ばれたりします。
これは千秋楽の結びの三番にでる横綱を含む最上位の力士を指すこと、また千秋楽結びの三番の前に土俵上で四股を踏みますが、その四股を踏むのが大関・関脇・小結であることから呼ばれるようになったといわれています。

小結に続く番付は、前頭・十両・幕下・三段目・序二段、そして一番下の番付となるのは、序ノ口という順になります。よく力士のことを関取と呼んだりされますが、関取は十両より上の番付に位置している力士を指します。

関取という呼称は「力士として一人前になった」ということを表現し、一方で幕下から下の番付の力士は、力士養成員と呼ばれ「まだまだ半人前」であることを意味しています。

相撲の世界の中では、関取に日常生活のお世話をする「付き人」と呼ばれる人が存在しますが、幕下以下の力士養成員に位置する力士が対応することとなっています。