大相撲をより楽しく見るために
横綱から始まり大関~関脇~小結といった『番付』があるのが大相撲であるというのはご存知でしょう。
幕下と呼ばれる下位の力士の取組から始まるので、初心者の方が早い時間から観戦に行くと、幕内の対戦時間までには疲れてしまうかもしれません。オススメの観戦時間は午後からになります。幕下の十両あたりの対戦時間帯から観戦し始めれば十分楽しめるはずです。
幕下の力士は十両昇進を狙っています!
力士が一人前とみなされるのは、十両に昇進してからです。十両になって初めて給料がもらえるようになり、さらには十両になることで付き人がついて化粧回しも締められるようになります。
幕ノ内力士の対戦はけた違いの迫力ですが、十両昇進をかけた幕下の力士たちの死に物狂いの勝負も見逃せません。あれよあれよと言わんばかりにとんとん拍子で番付を駆け上がっていく力士もいれば、何十年も経ってからやっと幕内に昇格してくる遅咲きの力士もいます。
土俵上では各力士たちの熱い思いがぶつかり合って、国技館を満員御礼にしています。
十両を目指す序の口、二段目、三段目の若い力士の中からいつか横綱になるかもしれない有望な力士を見つけて応援するという楽しみ方もあります。ポテンシャルの高いお気に入りの力士を見つけることも、大相撲ウォッチングの楽しみ方と言えるでしょう。